ダイソンのコードレス掃除機と、SHARPのコードレス掃除機、どちらを買えば良いか迷っている方のために、二社の掃除機を詳しく比較しました。

筆者は実際に、自宅で「SHARP」を、実家で「ダイソン」のコードレス掃除機を使っています。
今回は、筆者が実際に使ったことのある、
V8 Slim Fluffy+(ダイソン)
と、
RACTIVE Air POWER(SHARP)
の、二つを比較します。
吸引力は、ダイソンとSHARP、どちらにも満足できる
二つの掃除機の吸引力についてくわしく解説します。
理論的な吸引力
ダイソンのV8 Slim Fluffy+(フラフィ プラス)は、毎分107,000回転する強力なデジタルモーターを採用。
SHARPのRACTIVE Air POWER(ラクティブ・エア・パワ-)は、25.2Vのリチウムイオンバッテリーと、新設計のモーターを採用。

どちらもすごそうに見えるけれど、むずかしい言葉や数字の羅列だけでは、あまりピンときませんよね。
実際に使った感想
ダイソンのV8 Slim Fluffy+と、SHARPのRACTIVE Air POWERの、両方を実際に使ってみると、ダイソンのほうがすこし吸引音が大きいために「吸ってる感」は強く感じました。
しかし、掃除した場所のきれいさと、ダストカップにたまったゴミの量を比べると、ダイソンとSHARPに大差はなく、どちらもゴミをよく吸ってくれていました。

吸引力には、どちらにも大満足です。
掃除機の軽さは、SHARPが有利
ダイソン V8Slim Fluffy+は、軽量2.15kg。
SHARP RACTIVE Air POWERは、軽量1.9㎏。

数字で見るとたいした違いには見えませんが、実際に持ってみると圧倒的にSHARPの掃除機のほうが軽く感じます。
お手入れのしやすさは、SHARPが有利
二つの掃除機の、お手入れのしやすさを比べてみます。
ダイソンの掃除機は、ダストカップ等の水洗い不可
ダイソンのV8Slim Fluffy+は、ダストカップ(クリアビン)等を水洗いすることはできません。
クリアビンと本体の接続部分が濡れていると、故障の原因になります。
SHARPの掃除機は、ダストカップ等を丸ごと水洗いできる
SHARPのRACTIVE Air POWERは、ダストカップやフィルターまで水洗い可能です。
ダストカップ等を取り外すのも、組み立てるのも、とても簡単にできます。
どれくらい簡単かは、SHARPコードレス掃除機のレビュー記事に詳しく書いています。
電源スイッチのオン・オフ操作は、SHARPが有利
ダイソンの掃除機は、トリガー式

写真のオレンジの丸で囲んだ部分が、掃除機の電源オン・オフを操作するトリガーです。
ダイソンのコードレス掃除機は、このトリガーを握ったまま掃除する仕様になっています。
トリガーから指をはなすと、掃除機の吸引は止まります。

とりわけ女性が使う場合、トリガーを握りつづけて掃除するのは、想像以上に疲れてしまいます。
SHARPの掃除機は、ワンタッチ式
SHARPのコードレス掃除機は、ボタンを一度押すだけで掃除ができる、ワンタッチ式です。
掃除機を止める時も、同じくボタンをワンタッチするだけ。とても楽です。

家庭用の掃除機を選ぶとき、電源ボタンがワンタッチ式であるかどうかも、重要なポイントです。
掃除機本体の収納方法は、それぞれ、壁掛け式とスタンド式
ダイソンの掃除機は、壁掛けタイプ
ダイソンのコードレス掃除機は、壁掛けタイプ。
・お部屋をすっきりと見せてくれる。
・掃除をするときに邪魔になりにくい。
・家の壁に穴を開けなくてはならない。
・設置するために、ドライバーを使って釘を打ち込む必要がある。
SHARPの掃除機は、スタンドタイプ
SHARPのコードレス掃除機は、スタンドに置くタイプ。
スタンドは本体を買った時についてきます。
・壁に穴を開けなくても良い。
・設置の手間が少ない。
・移動させるのも簡単で、好きな場所に置ける。
・スタンド周辺の掃除をするとき、スタンド自体をいちいち動かす必要がある。
付け替え用パーツの収納は、ダイソンが有利
ダイソンは、付け替え用パーツを本体と一緒に収納できる

↑この写真の、オレンジの丸で囲んた部分にご注目ください。
細長い吸引口と、ブラシがついているのがお分かりいただけるでしょうか。
このようにダイソンのコードレス掃除機は付け替え用ヘッドが壁掛け部分に収納できるようになっています。
これはかなり便利です!
SHARPは、付け替え用パーツの収納場所がない
一方、SHARPのコードレス掃除機は、基本的には、付け替え用ヘッドは掃除機本体に装着収納もできないし、掃除機スタンドに収納場所はありません。

基本的に、と書いたのは、「スグトルブラシ」という名前のお掃除ブラシだけ、最初から本体に装着されているからです。
SHARPの掃除機には「スグトルブラシ」がついている

↑この写真の、青い丸で囲んだ部分に、スグトルブラシが標準装備されています。

掃除機のパイプを外して、スグトルブラシをカチッと音がするまで起こすと、上の写真のような形になります。
このまま、ハンディタイプの掃除機としても使用できるのです。
掃除機の価格は、ほぼ同じか、若干ダイソンが高い
ダイソンの掃除機
SHARPの掃除機

今回比較する二つの商品では、価格はほとんど同じか、ダイソンのほうが若干高い印象です。
比較内容の一覧表
ダイソンとSHARPの、上記で比較した内容を、一覧表にしました。
ダイソン | SHARP | |
吸引力 | とても良い | とても良い |
軽さ | 2.15kg | 1.9㎏ |
お手入れ | 水洗い不可 | 水洗い可能 |
電源スイッチ | トリガー式 | ワンタッチボタン |
本体収納 | 壁掛け | スタンド |
付け替え用パーツ | 壁掛け部分に収納可能 | 収納場所はない |
筆者が選んだのは、SHARPの掃除機
筆者の場合は、最終的に、SHARPのRACTIVE Air POWERを選びました。
SHARPを選んだ、最大の理由は、二つ。
一つめ、集塵カップ周辺は、水洗いができるものが良いこと。
二つめ、電源スイッチは、ワンタッチのものを使いたいこと。
この二つを重視しました。

SHARPの掃除機は、あとは付け替え用ヘッドを掃除機スタンドに収納できるようにしてくれたら、わたしとしてはもう完璧だったのに…!そこだけ惜しかったです。
みなさんは、どの点を重視して、掃除機を選びますか?
ダイソンとSHARPの掃除機の比較が、少しでもお役に立てば幸いです。
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