室内用トランポリンは、子供でも安全に遊べます。
しかし最近「トランポリンを子供が使うと危険では?」と疑問視する声が。
海外では近年「トランポリンによる事故が急増している」というニュースもありました
結論から言うと、トランポリンで危険性があるのは「大型施設」と「複数人で同時に飛ぶ」場合です。
家庭用トランポリンは大型施設の競技用トランポリンとは造りが異なります。そのため大型施設のような危険性はなく、「1人ずつ飛ぶ」などのルールを守れば安心して遊べますよ。
本記事を読むと、実際に起こった事故の詳細や、トランポリンで子供が安全に遊ぶためのルール作りまでわかるので、購入前の不安を解消してトランポリンを楽しむことができます。
トランポリンが子供には危険だと言われる理由
筆者は3年以上家庭用トランポリンを子供に使わせていますが、一度もケガをしたことはありません。
でも、あまりにも「トランポリンは危険」という声を聞くので、不安になってよく調べました
トランポリンを子供が使うと危険では?という声があるのは、海外で近年トランポリンによる事故が急増しているというニュースがあったためです。
しかしよく見ると、事故の原因は主に2つ。
- 大型施設のトランポリンで起こった事故
- 2人以上が同時にトランポリンを使ったために起きた事故
国内で実際にあった事例も紹介します。
トランポリンの事故・実際の事例
国民生活センターのホームページにて「トランポリンで起きた事故」を検索すると、出てきたのは下の2つ。
事例1 遊戯施設のトランポリンで遊んでいるときに、着地に失敗して左手をついたところ、左腕の肘付近を骨折し手術を行った。(当事者:12歳 男児)
事例2 遊戯施設のトランポリンで遊んでいたところ、小学生とぶつかって転び、手をついた際に指を骨折した。(当事者:4歳 女児)
出典:国民生活センターホームページ
2つとも大型施設で起きた事故です。
詳しく調べましたが、家庭用トランポリンで子供が大けがをしたという事例はありませんでした。
遊戯施設(大型施設)と家庭用ではトランポリンの安全性が異なる
大型施設にあるのは「競技用トランポリン」。
競技用トランポリンは、家庭用(一般用)トランポリンよりも高く跳ね返るという実験結果があります。
【発表情報】
— 国民生活センター (@kokusen_ncac) December 9, 2020
遊戯施設に設置されているトランポリンを利用した際の事故情報が寄せられています。
事故防止のため、施設の利用規約や注意事項・禁止事項を守り、徐々に体を慣らし、いきなり高く跳んだり、宙返りなどの危険な技はせず、1人ずつ使用しましょう。
詳細はこちらhttps://t.co/9ghDc1C6AU pic.twitter.com/FtrLf9BlN9
引用元:Twitter
上の動画のとおり、競技用と家庭用では跳ね上がり方がまったく違います。
ニュースなどで耳にするトランポリンの事故は、大型施設の「競技用トランポリン」によるものがほとんど。
家庭用トランポリンでは類似事故が起きていないにも関わらず、トランポリンを子供にさせるのは危険、というイメージがついてしまったのです。
トランポリンを2人以上の複数人で同時に使うのは危険
家庭用トランポリンで起こる事故のほとんどは、2人以上の同時使用が原因でぶつかったり転落してケガをするケース。
現在大きな事故の報告はありませんが、2人以上でトランポリンを使うと大ケガの元になりかねません。安全のためにトランポリンはかならず1人で使うようにしてください。
トランポリンを使う子供の安全性を高める注意点・ルール
子供がトランポリンを使う際のルールは、あらかじめ決めておきましょう。
- 1人ずつ遊ぶこと
- 宙返りや前転・後転など「まっすぐに立って跳ぶ」以外の遊び方をしないこと
- トランポリンから床へ直接飛び跳ねて着地しないこと(おりる時はゆっくりと)
- トランポリンのフレーム部分に立って遊ばないこと
- トランポリンの上におもちゃを置かないこと
そして子供が小さいうちは、大人が目を離さないことも大切です。
トランポリンは2歳児3歳児には危険?ルールを守れば安全に遊べる!
筆者の家は子供が1歳~5歳になるまで長年トランポリンを使っていますが、今のところ一度もケガをしたことはありません。
トランポリンが危険だと言われるのは、家庭用トランポリンとは全く作りの異なる競技用トランポリン(大型施設のトランポリン)での事故が多発しているためです。
ただ家庭用トランポリンも危険な使い方をすれば当然ケガにつながりますので、ルールを守って安全に楽しんでくださいね。
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