食器洗い乾燥機で洗えないものには2種類あります。
- 洗うと危険なもの
- 洗うと禿げる or 壊れやすいもの
たとえば、強化ガラスを食洗機で洗うと割れて飛び散る恐れがあります。
またシリコンカップなど小さくて軽すぎるものは、飛ばされてヒーターカバーの上に落ちてしまい、発煙や変形・異臭などの原因になることも。
本記事は2分ほどで読めますし、この記事を読めば食洗機で洗えないものリストや、ダメな理由と解決方法までわかるので、失敗なく食洗機を使うことができます。
➡関連記事>>食洗機にゴキブリが出やすい理由と3つの対策・駆除方法
食洗機NG!入れると危険なもの
- 強化ガラス
- 小さすぎるもの・軽すぎるもの
- 包丁(※例外あり)
強化ガラス
強化ガラスは食洗機で洗うと割れて飛び散る恐れがあります。

耐熱ガラスをよく使うんだけど、それも強化ガラス?

耐熱ガラスと強化ガラスは別物です。
強化ガラスは主に車のフロントガラスなどに使われますが、食器に使われることも。
たとえば、筆者の使うフライパンのふたは強化ガラスでした。

フライパンのふたに強化ガラスが使われているケースは多くあります。食洗機に入れる前にかならず確認してくださいね。
フライパンのふたも食洗機で洗いたいなら、下のものがオススメです。

また食洗機で洗える耐熱ガラス(容器)は、iwakiを選ぶと間違いないです。使い勝手バツグン◎

電子レンジや、オーブン(※フタは外す)でも使えるすぐれもの。
フタをしたまま電子レンジに入れられるため、ラップの節約にもなりますよ。
小さすぎるもの・軽すぎるもの
小さくて軽すぎるものは食洗機で洗うと危険です。
なぜなら、小さすぎるものは食洗機の風で飛ばされてヒーターカバーの上に落ちてしまい、発煙や変形・異臭などの原因になる恐れがあるから。
小さすぎるものとは、例えば下のようなものです。
でも、こういう細かいものこそ食洗機で一気に洗いたいですよね。
そこで便利なのが食洗機用の小物ネット。

ふたを開けて、中に小さなものを並べるだけ。
ふたを閉めて食洗機にセットすれば、中の小物が飛び散ることなく安全に洗えます。
また、機種によっては小物入れが最初からついている食洗機もあります。


➡関連記事>>【不要派必見】食洗機は逆に面倒でいらなかったけど使うと人生変わる
包丁(※例外あり)
ほとんどの包丁は食洗機で洗えません。なぜなら、サビてしまう素材を使われていることが多いからです。
また「包丁置き場」のない食洗器に包丁を入れると、刃でケガをしてしまう恐れがあります。

食洗機に「包丁置き場」があるかどうかは取り扱い説明書で確認してください。
そして食洗機に入れて大丈夫な包丁は、オールステンレスのものや、食洗器対応と明記されている商品のみ。
食洗器対応で切れ味も良い包丁が欲しいなら、オススメは下のセラミック包丁です。

高級料亭料理人監修の包丁は、切れ味バツグン。
SNSや口コミでの評判も高く、使ったあとは食洗器で洗えます。
食洗機で洗えないもの①理由・禿げるorくもる
- 漆器
- 銀・アルミ・錫・銅製のもの
- 金・銀メッキのもの
- 木製のもの
- 金箔・上絵付き陶磁器
- クリスタルグラス
上の素材でできた食器や調理器具は、食洗機で洗うと禿げてしまう可能性が高いです。
ただ木製のお箸などは、禿げても良いと割り切って食洗器に入れる人も多くいます。
クリスタルグラスは食洗機で洗うとくもってしまい、グラス本来の美しさが失われるため食洗機で洗わないほうが良いです。
食洗機で洗えないもの②理由・損傷の恐れがある
- フッ素加工のフライパン
- 鉄製のフライパン
- 木製のまな板
- ステンレス製の水筒
- ステンドグラスやひび割れ模様の食器
- ひび割れのある食器
- 金・プラチナがついた食器
- 錫(スズ)製のコップ・タンブラー
- 耐熱温度90度以下のもの
上の調理器具や食器は、食洗機で洗うと壊れてしまう恐れがあります。
フッ素加工のフライパンなどは加工が取れてしまい、せっかくのツルツルとした使い心地を失うことに。
また木製のまな板を食洗機で洗うと、ひずみやひび割れの原因となります。

筆者も木製のまな板を使っていましたが、食洗機対応のまな板を買い直しました。
食洗機対応のまな板のおすすめ
食洗機対応のまな板は、下のものがオススメです。

上のまな板はたったの611g。軽いのにズレにくく、とても使いやすいです。
ふちがあるから汁がこぼれないのも嬉しい!
もちろん食洗機対応。
お肉を切ったあとも食洗機でしっかり洗えて安心です。
食洗機対応のフライパンのおすすめ
食洗機対応のフライパンは、ティファールがオススメです。

ティファールのフライパンは焦げつきにくい加工がしてありますが、食洗機で洗えます。
取っ手がとれるので食洗機に入れやすいのもポイント!
食洗機で洗えないもの③理由・中が洗えない
- 極端に口のせまいとっくり
食洗機は高温の洗浄液をノズルの噴射で汚れに直接あてて洗い流すもの。
極端に口のせまいものは、中まで噴射が届かず汚れが残ってしまいます。
箸は食洗機に入れたらダメ?
食洗機を買う前は、お箸やティースプーンを食洗機で洗うのはダメかな…?と思っていました。
でも実際に使ってみると、箸もティースプーンも余裕で洗えました!
どのメーカーの食洗機にもだいたい箸入れ用のカゴがついているので、そこに立てるだけ。入れ方も簡単です。
ただ、木製の箸やスプーンは食洗機で洗うとだんだん禿げてくるので注意。

筆者は木製のお箸もガンガン入れちゃいます。
ちょっとくらい禿げてもいいや…と、木製の箸を食洗機に入れるという声はよく聞きます。
食洗機でダメなもの・洗えない理由によって使い分けよう
食洗機に入れては絶対にダメなものは、割れたり本体が壊れる恐れのあるものです。
そして本来は食洗器で洗えないものでも、禿げる程度で済むものなら食洗機に入れちゃう人もいます。
たとえば木製の食器類は食洗機不可とされていますが「食器が禿げてもいい」という人は食洗機に入れていたり。(※推奨するものではありません。入れる場合は自己責任でお願いします。)
食洗機で洗えないものとダメな理由を理解して、上手に活用してくださいね。